和室と洋室のメリット・デメリットとは?

2023/08/05 コラム

家を建てるにあたって、和室にするか洋室にするかで悩まれる方も多いでしょう。
近年は洋室が多いものの、和室も見直されてきていますよね。
そこで今回は、和室と洋室のメリット・デメリットをご紹介します。

▼和室と洋室のメリット・デメリット
■和室のメリット・デメリット
和室に入った瞬間「ああ日本らしいな」と感じたことはないでしょうか。
和室が持つ最大のメリットは、日本の情緒が感じられるところと言っても過言ではありません。
新築の和室は畳が真新しいため、い草の香りが漂います。

い草にはリラックス効果があるとされ、くつろぐには最適です。
一方のデメリットは、和室の建具に使われるふすまや障子が衝撃に弱く、破れやすいことです。
リラックス効果のある畳も、古くなるにつれて変色し、表面がささくれてきます。
畳は水分を吸収しやすいため、ダニやカビが発生しやすいのもデメリットです。

■洋室のメリット・デメリット
基本的に、洋室は床をフローリングで仕上げています。
フローリングは畳とは違って内部にゴミが入らないため、ダニが生息しにくく掃除がしやすいのがメリットです。
さらにフローリングは壁紙とも相性が良く、インテリア性に優れた部屋を作りやすいというメリットもあります。

一方のデメリットは、フローリングの床は足元が冷えやすいことです。
また、音を吸収する畳とは違い、音が響きやすいという特性があります。
フローリングは10年から20年と長持ちするものの、畳のように部分的な入れ替えは困難です。
劣化によって新しくする際はすべての家具を移動させる必要があり、メンテナンスが大変なのがデメリットと言えます。

▼まとめ
和室と洋室のそれぞれで、メリット・デメリットを見てきました。 
家を建てる際は、メリットの多い方を選択するといいですね。

あるいは「どちらも取り入れる」という選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。
弊社は小山を拠点に、注文住宅の建築を手がけております。
ぜひお気軽にご相談ください。