リフォームと建て替えのメリット・デメリットとは?

2023/10/01 コラム

住宅の老朽化に伴って、修理するか建て替えるべきかで悩まれている方もいらっしゃるでしょう。
リフォームと建て替えはそれぞれに違いがあり、迷うところです。
そこで今回は、リフォームと建て替えのメリット・デメリットをご紹介します。

▼リフォームと建て替えのメリット・デメリット
■リフォームのメリット
リフォームはまだ使える部分は残すため、建て替えに比べて費用が抑えられるのがメリットです。
また、リフォームが必要な場所に優先順位をつけ、気になるところから取り掛かれます。
部分的なリフォームであれば、工事中も住み続けることが可能です。

■リフォームのデメリット
大掛かりな修繕や間取りの変更をリフォームで行うと、建て替えよりも費用が高くつく場合があります。
特に耐震工事やバリアフリー工事などは、建物の基礎部分に手を入れるため、家を残しながら行うのは非常に困難です。
さらに、リフォームで一部をきれいにしても既存の部分はそのままですので、建て替えに比べて住宅全体の寿命は短くなります。

■建て替えのメリット
建て替えの最大のメリットは、築年数のリセットができることです。
建て替えた後のメンテナンスの状況が良ければ、80年は持つとされます。

さらに建て替えの大きなメリットは、基礎工事がやりやすいことです。
建物をそっくり取り除いてしまうため、ダイレクトに地盤に耐震工事を施せます。
地盤を強化することによって、その上に建つ建物も地震に強くなるのがメリットです。

■立て替えのデメリット
建て替えは、新築と同様の手続きが必要なため、手間と諸費用がかかります。
さらに、出来上がるまでの住まいを確保しなければならないことも大きなデメリットです。
最低でも工事に取り掛かる半年前には、仮住まいを用意する必要があるでしょう。
建て替えの工事費用に加えて出来上がるまでの仮住まいの家賃がかさむのは、かなりのデメリットと言えます。

▼まとめ
リフォームと建て替えのそれぞれで、メリットとデメリットを見てきました。
どちらにするかは、さまざまな方面から検討する必要がありますね。
弊社は小山を拠点に、注文住宅の建築を承っております。
リフォームと建て替えのどちらがいいかで迷われた際は、どうぞお気軽にご相談ください。